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執筆者の写真大槻

「猫セミナー~大切なこと、知っていますか?」~横浜市動物愛護センター猫セミナー備忘録~①








こんにちは。


横浜市で猫専門のペットシッターをしている西谷「ねこのお世話屋」です。


いつもご覧いただきありがとうございます。










今回は2022年12月8日に開催された、横浜市動物愛護センター主催の


猫セミナーに参加した備忘録になります。



コロナになってからオフラインの猫セミナーは初なので、とても楽しみにしていました。


平日日中の開催にもかかわらず、多くの方が参加していたので


沢山の方が楽しみにしていたのがわかりました。




講師はなないろ動物病院の土居先生です。


4~5年前にもセミナーの講師をされていて、その時にとっても素敵な先生だと思ったのを


覚えています。




まず、最初に耳の痛い話から。



◎肥満には気をつけましょう


肥満の猫は、そうでない猫に比べて罹患するリスクが


①糖尿病 → 4倍


②皮膚病 → 2.3倍


③消化器病 → 2.1倍


④膀胱炎 → 1.5倍


⑤口の病気 → 1.3倍


⑥足の痛み → 5倍


も高くなるそうです。



シッターのうちの猫はふくよかなのが多いので、要注意です。


だからといって、ダイエットを急激に進めようとすると猫のストレスになるので


様子を見ながらゆっくり進めていきましょう!


とのことでした。



◎フードの話



ペットフードの歴史のお話しがありました。



1970年に猫用の缶詰が販売され、


1973年に猫用ドライフードの販売が開始されたそうです。


猫用フードの歴史は半世紀ですね。



特徴も変化してます。


安くて栄養たっぷり



おいしさと求め



ヘルシー志向



それからドライフードとウェットフードの特徴をお話ししてくださったのですが


その中で初めて知ったことがありました。



商品名にたとえば「チキン」と入れる場合には


法律上は原材料の5%以上チキンが含まれていれば大丈夫だということ



50%くらいは入っていないと名乗れないのかと勝手に思っていたので


衝撃的でした。



それから、ペットフードは法律上は「雑貨」の扱いになるそうです。


環境省のペットフード安全法のページにそんなこと書いていたかな?


と頭の中が???でいっぱいになってしまいました。



(環境省のHPさらっと見てみましたが、それらしい表記はなかったです)








話を戻すと


「完璧な食事は存在しない」


ということです。



それを踏まえた上で土居先生のおすすめのフードの与え方は



①ドライ+ウェットフード


混ぜて与えるという意味ではないです。併用しましょうという意味です。



②フードローテーション


数種類のフードをローテーションすることにより、栄養の偏りを避けることができます。


防災の観点でもおすすめです。



③ウェットに水を足す


猫は水分不足を感じにくい動物なので、フードから摂れるようにします。


ウェットフードはそれだけで水分がありますが、足すことでより水分を摂れます。


シッターの家ではお湯を足してぬるくしたものを与えています!





ということで、長くなりましたので続きは後日。









「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。

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